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「檜(ヒノキ)」こだわる理由

優れた耐久性と保存性

知っている人も多いかと思いますが、実は檜は古くから仏閣や神社を建てるための木材として使用されてきました。
材質は柔らかく軽いですが、強度と耐朽性が高く通常の木材と違い檜は伐採してから暫くは強度が強くなるという特性があるんです。また、乾燥性が良くて狂いが少ないという特徴もあり日本で最高の優良材といってもいいと思います。
有名な話ですが、実際に檜で建てられた法隆寺などの歴史的建造物は約1400年経った今でもしっかりと支えています。

呼吸する木材

また、檜は湿度が高いと湿度を吸収し、乾燥すると水分を放出して湿度を調節し、人体の適正湿度(60%)を維持する機能を持っているんです。さらに、光合成により二酸化炭素を吸収し空気の状態を爽やかに保つとも言われています。そんな檜を使って建てた家は、人が住みやすい環境を作り出すだけではなく、人と一緒に生きていると言ってもいいでしょう。

抗菌力のある家

檜科植物から採取できる物質で「ヒノキチオール」というものがあり、これは抗菌・防カビなどの殺菌作用などを持っています。
また、殺菌作用の他にも皮膚から浸透する消炎作用があり、アトピー性皮膚炎による、かゆみや炎症を和らげる効果があるともいわれています。また、フィトンチッドと同じように精神安定やリラックス効果も期待できます。

骨太頑強構造

住宅の柱に使う木材は全て4寸檜(12cm)の骨太柱で、一般的な住宅に使用されている3寸5分(10.5cm)の柱とは、強さが断然違います。また、大黒柱には7寸(21cm)の国産高級檜を贅沢に使用、一般的な3寸5分の柱を4本合わせた物と同じ太さなので安心感が違います。柱にも大黒柱にも骨太の柱を使用することで、地震にも強く安心して暮らせる住まいになっています。

心にも体にも優しい住まい

建物の建材としてだけでなく檜にはココロなどの目に見えない部分にも効果があるんです。檜の主要な精油成分であるα-ピネンという物質が交感神経系の活動を抑制、緊張状態を抑えてくれる事は、最近よく知られています。このα-ピネンはリラックス効果があると言われており、α派(リラックス時に出る脳波)の発生を増加するそうです。
さらに、食欲を促進して消化を助ける効用や発汗を促して体温を下げる効果などもあるそうです。